地面に対して足は90度、直角状態で完全停止する | ハーレー乗り方ライテクカウボーイ！

地面に対して足は直角状態で完全停止する

2014年5月17日 Category - ブレーキのかけ方 Comment : 0

数あるバイクの中でもシート高が低く設定され、老若男女問わずに足つきが良いとされているハーレー。しかし、アメリカンなサイズや、車重のあるバイクに不慣れな人だと、かえって信号待ちやGO／STOPのときに安定感を失ってふらつきやすいものです。そして、渋滞などで極低速で走らなければいけない時なども、同じようにふらふらしてしまうもの。そこでの秘策を前回までは紹介しましたが、ここでは、ブレーキングに焦点を合わせて見ていきましょう。

停まるときの左足の運び方について。いつもは何の気なしに着いている左足ですが、まず、止まる直前になったら左足を真下ではなく、気持ち前方へ置くイメージで、更にカカトから着くようにします。そして、この段階ではまだ止まっていないバイクがわずかに前進して、完全に止まった時に、左足の角度が地面に対して直角になる位置が理想的なフォーム。ちなみに、このフォームになるよう強引にブレーキングで調整するのではなく、あくまでやさしく掛けた状態をキープしてスッと止まるように何度も反復練習を行いましょう。

地面に対して90度で着地

地面に対して左足の角度が90度。着地時に、この角度が増えても減っても安定感は失われてしまいますから、まずは一番力の入るこのフォームを確実に会得します。これは何度も、普段のライディング時に意識するだけで、あっという間に上達するはずです。そして、このバイクと左足の位置関係での停車は、当たり前の理屈であるにも関わらず、乗り慣れた人ほど知らないコツだったりするのです。止まるときは、前方に足を置くイメージで、カカトからゆっくりと着地。その後、地面に左足が直角の状態で止まるフォームをマスターすれば、例えノロノロ運転の渋滞時でも苦手意識や不安は圧倒的に軽減できるはずです。