後輪と車体をつなぐ一本の棒をイメージ

シート越しに尻で後輪の挙動を感じれるようになってきたら、次は車体を右へ左へと傾けてみます。後輪と路面の接地点を軸にバンクさせたみたときに、強弱をつけたりスピードを変えたりして、車体がどう動いた時が一番スムーズかを確認して…

rear-steer-101

うまくなるには後輪の挙動を尻で感じる

車体をリーンさせる時のコツが、「後輪で乗るイメージを持つこと」だと話しました。これまで後輪荷重をじっくり説明してきてますので、このイメージを持つのは比較的簡単だと思います。それでは、後輪で乗ることが上達への近道となる具体…

rear-steer-100

バイクは後輪で乗るイメージを持つ

コーナーをスムーズに曲がるポイントは、「後輪の接地点に意識を集中して、そのまま曲がる方へ自然と倒れこんでいく」のが理想だとレクチャーしました。これが全てのベースになってきますので、しっかり押さえておきましょう。 &nbs…

rear-steer-99

後輪の接地点を軸に、倒れていくイメージで

コーナーリング時に感じがちなバイクの挙動に、「思うように曲がらない」というものがあります。初心者ライダーであれば誰もが突き当たる“壁”で、これにはしっかりとした対処法があります。この、カーブのキッカケ時に受ける「曲がらな…

rear-steer-98

前輪荷重のバイクにもリアステアが求められる

ハーレー系であればBUELL、一般的にはスーパースポーツ系のバイクはフロントタイヤへの荷重を高めて、車体も低くまとめられています。そしてこの設計にすることで最大の狙いである、車体をリーンさせる軽快感と、直進やターン時の安…

rear-steer-97

他メーカーのバイクも基本はリアステア

ここからは、ハーレー乗りの皆さんには予備知識として知っておいて欲しいリアステアにまつわる話を紹介します。そもそもアメリカンバイクの代名詞であるハーレーは言わずと知れた、後輪荷重です。なので、さほど意識しないでも、今までレ…

rear-steer-96

リアステアは、後輪で曲がる基本性能

ハーレーを操作する上で頭に入れておきたいことがあります。それは、リアステア。簡単に言うと、進路変更はハンドルで扱うものと思いがちですが、その根本はリアタイヤが司っているということです。ここでは、そのリアステアに関しての知…

rear-steer-95

フロントとリアタイヤの関係性

ここまでは車体が曲がる仕組み、ひいてはリアステアの意味を理解することができたと思います。そこで今一度、バイクに装着されたフロントタイヤとリアタイヤの関係性について見ていきます。   まず、リアタイヤ。ハーレーの…

rear-steer-94

ハンドルではなく、車体を傾けることで曲がる

ハーレーというより、バイク自体の特性について理解を深めていきます。言うまでも無くバイクはハンドルではなく、車体を傾けることで曲がりたい方向へと舵を切ります。一方でクルマは、運転手がハンドルを切ることで、ダイレクトに前輪に…

rear-steer-93

リアステアの前に曲がる構造を知る

ライテクには、リアステアという言葉があります。これは簡単に言うと、リアタイヤでフロントを操作することですが、まずはこの言葉をひも解く前に、そもそもバイクはどのように曲がっていくのかを見ていきます。   図を参考…

rear-steer-92