最適なライディングポジションを入手

2014年5月17日 Category - ライディングポジション Comment : 0

何が最適なポジションなのか？　要点を押さえて、いざその姿勢でバイクに乗るとなると、やはり慣れるまでは大変。今までとは違うフォームで、二輪という不安定な乗り物を操作しなければならないのですから、疲れ方も増幅するはずです。結果、フォームを完璧にしようと気にするあまり、かえって他の部位に力みが生じて、後輪荷重が減ったりハンドリングを妨げてしまったりということが知らずに起きてしまうものです。

 

でも、こうしたトライ＆エラーを繰り返して、自分に合う最適なポジションを手に入れることが今後のハーレーライフを考えると最短かつベストな方法だと言えます。またがるたびに無意識に、理想的なフォームで走る“快感”は失敗を繰り返す価値が大いにあると断言できますので、諦めずに根気よく続けましょう。

 

 

加速Ｇや変速Ｇには身を任せる

ここで注意しておきたいポイントをおさらいしておきます。加速Ｇやシフトチェンジの際に発生する変速Ｇに対して、最初は負けじとハンドルで踏ん張り、なんとか体で押し返そうとしてしまうものですがこれは絶対にダメ。とにかく身を任せることです。慣れてくれば訳ないのですが、物理的な力に対しては反発しないで体をゆだねた方が圧倒的に乗りやすいことが分かります。コーナーでバイクをリーンさせようと体重移動せずに、ハンドルで押し込むという目も当てられないライディングはもはや笑うことすら出来ません。

 

そして、初心者ライダーを始め、ベテランの中にも見受けられる、誤ったライディングポジションがあります。ハンドルにしがみつくように上半身を猫背にした姿勢と、シートの前の方に座って気持ち背中を後方へ反らすようなポジションがそれです。これは本人にとってラクなのか、格好良いと思っているのか判断しかねる部分があるのですが、共に操作性の上で良いことは何一つありませんので注意しておきましょう。

 

 

◆　【初級ライテク】他のポイントも合わせてご覧ください　◆

◇　【初級ライテク】トップ

 

ブレーキのかけ方
◇　地面に対して足は直角状態で完全停止する
◇　ブレーキの強弱を使い分ける
◇　ブレーキレバーは手前に引き込むように
◇　レバーは指の腹で下に押し付ける
◇　カカトを離さずペダルを踏む
◇　ブレーキペダルは足をまっすぐにして踏み込む
◇　コーナリングの進入時にリアブレーキをかける
◇　うまくなる滑らかなシフトダウンを学ぶ
◇　コーナー手前では十分に減速してからシフトダウン

 

Ｕターンのコツ
◇　Ｕターン中はクラッチを切る
◇　Ｕターンは“視線”と“切り返し”がポイント
◇　うまくなりたい狭い道幅でのＵターンのコツ
◇　タイトターンで半クラッチを効率よく使う
◇　道路の斜面を利用した方向転換
◇　傾斜を利用した進路変更
◇　道幅の狭い交差点を低速で曲がる基本フォーム
◇　クラッチを切って進入し、瞬時にアクセルをオープン

 

ライディングポジション
◇　少し前かがみで、後ろ目に着座
◇　最適なライディングポジションを入手
◇　ブランク後はたっぷり時間を掛けて感覚を取り戻す
◇　リラックスしたライディングポジションを入手

 

作成者 : cowboy