【ハーレーファッション】ヘルメットは何がオススメ？ | ハーレー乗り方ライテクカウボーイ！

Ｑ．ヘルメットは何がオススメ？

2014年7月11日 Category - ハーレーファッション Comment : 0

Ａ．SGマークが付いたジェットタイプが一般的です。

「ハーレーに乗る際は、ヘルメットはどんなタイプのものを被れば良いのだろう？」。

まず初心者ライダーの多くがこの疑問にぶつかるはずです。ひと口にヘルメットといっても、以下のように様々なタイプがあり、確かにどれを選んで良いのか迷ってしまいます。

・ジェットタイプ
・システムタイプ
・フルフェイスタイプ
・ハーフタイプ
・オフロードタイプ

現在、一番多く被られているのがジェットタイプではありますが、大前提に、「自分の好みやスタイルに合ったものを選ぶ」ことだというのを忘れないようにしましょう。「人から勧められたから」ではなく、「自分の乗り方にはこれが合うから」のスタンスが肝心です。

例えば、頭を最も安全にガードしてくれるのはフルフェイスタイプです。しかし、頭の全面を覆うタイプですから外気（風）を直接顔に受けることは出来ません。一方で、ジェットタイプは顔に風を受け止め爽快な気分は味わえるものの、安全性で見ればフルフェイスには及びません。このように、それぞれのヘルメットには良し悪しがありますので、何を優先するべきかをじっくり吟味する必要があるということです。

余談ですが、ある初心者ハーレー乗りがフルフェイスを購入したところ、仲間に馬鹿にされた、なんていう話があります。しかし、これは馬鹿にした仲間のひとりよがりな価値観による言動であって、ベテランライダーの中にもフルフェイスを愛用するライダーはたくさんいるのです。

安全規格をクリアしたタイプが必須

多様なタイプが揃うヘルメットですが、公道での使用では必ず安全基準をクリアしたものを着用するようにします。つまり、「SG」マークのついたものを被ることです。このSGの他にも、「JIS」や「SNELL」といった安全規格も存在しますが、バイク乗りにとって重要なことは、「SG」を取得しているかどうかですので、それを忘れず頭に入れておきます。

ヘルメットを選ぶ際に、外見のカッコ良さばかりに目がいき、安全基準をクリアしていないのを被るのは本末転倒。くれぐれも「装飾品＝安全規格ナシ」として販売されるヘルメットには手を出さないことです。バイクでの交通事故死での死因の半数以上が頭部の損傷だということを覚えておきましょう。

しつこいようですが敢えて繰り返します。これから何年もハーレーを乗っていくにあたって、ひょっとしたらファッション性に特化した（安全規格の通ってない）ヘルメットに興味を持つことがあるかもしれません。しかし、どんなことがあってもSGマークを取得したタイプの範疇でお気に入りを選ぶように。バイクの楽しさを満喫できるのも、命あってこそなのです。

最後にヘルメットの寿命についても触れておきます。一般的に寿命は３年とされています。これは大手の各メーカーが緻密なデータに基づいて提唱する期間ですから、可能な限りこのスパンで買い換えるようにします。また、期間内であっても落下させてしまうなど強い衝撃を与えてしまった場合は迷わずチェンジ。頭という最も大切な箇所を守る唯一のアイテムですから、ことヘルメットに関してケチるのは厳禁。常に最高のパフォーマンスを発揮する納得の逸品を身につけるように徹底します。