Q.国産バイクと同じペースで走れるの?

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A.最新のハーレーなら国産バイクにも全く性能は劣りません。

 

勘違いされやすいのですが、ハーレーはゆったりゆっくり大陸を走るバイクで、国産車のようなハイスペックを武器にした走りは出来ないと思われているフシがまだあります。ひと言で、全くそんなことはありません。それどころかトータルで見れば、下手な国産車よりも走行性能は高いとも言えます。

 

せっかく大切にしているバイク仲間がいるにも関わらず、「ハーレーは遅いから国産バイクとのツーリングではペースが合わないかもしれない」という不安を抱えている人にこそ伝えたいことがあります。

 

現在の国産スーパースポーツのマックスパワーは150ps(馬力)を越える車種が存在し、ヤマハV-MAXについては200psを記録しています。そんな状況下で、空冷OHVのエンジンを搭載するスポーツスター1200が、ハーレーの中で最もスポーツ性に優れた車種と言えます。

 

このスポーツスターのエンジンはわずか3000rpm(回転)で9.50kg-mの高トルクを発生させます。つまり、低中速域では国産バイクに勝るとも劣らない力強さを体感することが可能です。

 

 

普段の速度域での扱いやすさに優れている

これは、日常的な速度域での扱いやすさに優れていることを表していて、また、軽快なハンドリングなど操作性の高さも注目すべきポイントになります。このようにスポーツスターのみならず新しいモデルのハーレーであれば、国産バイクと一緒にツーリングすることになんら問題はありません。むしろワインディングなどでは、スポーツスターなどその高い走行性能から、国産車を凌駕するポテンシャルを発揮することでしょう。

 

ハーレーはそのスタイルから「直線番長」的なイメージがあるのですが、当サイトの「後輪の働き」「リーンの操作」でじっくり説明しているように、後輪荷重による安定感がバツグンなのです。この特性を上手く扱いこなせば、驚くほどスムーズなライディングが可能となりますので是非ともマスターしてもらいたいところです。

 

そして余談ですが、国産エンジン顔負けの性能を誇る水冷エンジン搭載のV-RODの存在もお忘れなく。ちなみにこの車種はスペックは高いですけど、ワインディングなどではやはりスポーツスターに軍配が上がります。

 

 

●参考スペック

ショベルヘッドエンジン

最大出力:65ps/5600rpm

 

エボリューションエンジン

最大出力:72ps/5200rpm

 

ツインカム88エンジン

最大トルク:105.93N・m(10.8kg-m)/3500rpm

 

レボリューションエンジン(V-ROD

最大出力:115ps/8250rpm

最大トルク:97.1N・m(9.9kg-m)/6600rpm

 

 

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