Q.ハーレーに乗るときはすぐに走り出しても大丈夫?

checking

A.乗る前に5分の運行前点検を習慣付けましょう。

 

ハーレーに乗る前は各部を点検するクセをつけましょう。何も「数十分かけて」と言ってるわけではありません。ものの数分、たったの5分で良いのです。この5分でトラブルが回避できるのであれば、やらない手はありませんね。

 

ハーレーの魅力のひとつに振動が挙げられます。しかしこの振動がクセモノで、これが原因でネジが緩むことが多々あります。

 

また、ネジだけではなくて、ライトやウインカーなどの灯火類が切れる可能性もあります。実際に長く乗っているライダーであれば、振動で電球が切れた経験を持つ人も多いはず。それほど振動は良い面と同時に、やっかいな面も併せ持っているのです。また、バイクは乗ってしまうと自分より後ろのウインカーやテールライトなどが切れていることに気付きにくいものです。灯火類は自分の位置を示すための重要なものなので、それが機能していなければ警官に整備不良で切符を切られるだけではなくて、最悪は追突されたり幅寄せされたりと大事故につながることもあるのです。

 

オイルタンクに関しても、中を覗いてみてオイルの減りが多いようであれば、どこかに原因があるはずです。ガスケットからのオイル漏れならまだしも、エンジン内部の損傷によるオイル下がりやオイル上がりであれば早急に修理の必要があります。

 

このようなトラブルを事前に避けるためにも、

毎回走り出す前に5分だけ使い、バイクをチェックすること

です。これはもう、毎度恒例のものとして習慣付けましょう。缶コーヒーでもゆっくり飲みながら見て回れば、きっとちょうど5分ぐらいのはずですから。

 

 

中でもチェックしておきたい5箇所

BRAKE

ブレーキは最重要パーツですから、慎重すぎるぐらいのチェックがちょうど良いかもしれません。握ったときのタッチや効き具合をしっかりと確認しましょう。

 

TIRE

唯一路面とバイクが接地している部分です。釘などが刺さっていないか、溝が十分に残っているかを見て回ります。知らずに釘が刺さり、そのまま走って完全にパンクしたというのはよくある話です。

 

ENGINE OIL

人間で言えば「血液」と言われる重要な要素です。潤滑と冷却が主な役割ですが、その仕事を滞りなく行うためのオイル量は十分か、おかしな汚れ方をしていないかを見ます。

 

TRANCEMISSION OIL

エンジンオイルに比べると重要度が落ちるために忘れがちなのがミッションオイルです。ディップスティックに付いているレベルゲージで規定量あるかを確認します。

 

LIGHT BULB

甘く見ているライダーが多いですが、バルブは自分の存在を他の車両に認識させる重要なもの。点かないことで整備不良で捕まることもあり、最悪は大事故につながります。

 

 

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